師の教え

20代のころから神智学やヨーガの本を読むのが好きで、そこに書かれていることはこれまで親や学校から教えられてきたことよりも自分の感覚に近かったし、真実だという気がしていた。シュタイナーやエドガー・ケイシー、ニール・ドナルド・ウォルシュ、クリシュナムルティ、ヨーガの経典など、西洋やインドのスピリチュアリティに関する本を中心にハマった。

ヨーガは小さなスタジオで少人数のレッスンを受けたり、インド式の教室や、著名なヨーガ行者の教室に行ってみたりもしたが、どこもしっくりこなくて長続きはしなかった。そして、ヨーガについて探求すべく本を読んでみると、どこにも「危ないので独習はしないように、師を見つけること」と書いてあった。

仕事を辞め、ぐったりして引きこもっていたある日、とあるホームページを見つけ、導かれるように師に出会った。
今から約10年前のことだ。

師は山岳修験(神道、仏教)の教えに基づいた霊性的な指導をしていて、その一環でヨーガや、心理的な領域(インナーチャイルドなど)についても教えている。

神道、仏教なのに、ヨーガ? インナーチャイルド?
なんだか怪しい(笑)。
しかし、このウェブサイトのテーマ「病気と霊性」とは切っても切れない関係がある。
なぜならば、健康とは「体、心、魂のバランスが取れている状態」であり、病気や不調は「体、心、魂のバランスが取れていない状態」だからである。

では「体、心、魂のバランスが取れていない状態」とは、どんな状態なのか?
それを治すにはどうしたらよいのか?

そんな話をしていきたい。